年表データとライブラリの関係
萌年表のファイルには大きく分けて2種類あります。それが年表ファイルとライブラリファイルです。
ライブラリファイルには既に説明したように、基点年、元号、時代、出来事の4種類があります。
ライブラリファイルは年表を構成する基本的なファイルです。萌年表では、このライブラリファイルを組み合わせて年表を作り上げます。そして、この組み合わせたライブラリファイルをまとめるのが年表ファイルです。
年表ファイルとライブラリファイルが分かれていることによって、ひとつのライブラリファイルを複数の年表で使いまわすことが可能となっています。
例えば、次の図を見てください。
「織田信長の生涯」と「豊臣秀吉の生涯」の2つの年表があるとします。図の右側はライブラリファイルで、この2つのファイルがどのライブラリファイルを使用しているかを線で示しています。これを見て分かるように、ライブラリファイルの「日本の歴史」「日本の元号」は両方の年表から参照されています。このように、1つのライブラリファイルを作っておけば、複数の年表で使うことができるわけです。
ここでは、織田信長の生涯と豊臣秀吉の生涯の2つに分けましたが、これを例えば、安土桃山時代の年表ということにして、上の図のすべてのライブラリファイルを読み込んで表示することも可能です。