MovableTypeの利用について
本サイトは基本的にすべてをMovable Typeを利用しています。
Movable Typeには以下の特徴があります。
・ブログのように時系列に追加していく情報を取り扱うことが得意。
・CMS(Contents Management System)として優れている。
・スタイルシートやテンプレートを利用し、デザインの一貫性や一括した変更が容易にできる。
・RSSフィードが可能になることで、更新情報をユーザに通知できる。
・トラックバックの送受信、コメントの受信が可能になる。
本サイトでは、もともとあった静的なHTMLによるものをMovable Typeに移行させましたが、その際、以下のような仕様を満たす必要がありました。
・オンラインソフトの紹介ページ等は基本的には追加情報ではなく静的なページでなければならない。
・新着情報を時系列的に追加でき、RSSフィードができる。
このうち、オンラインソフト等の静的に見せるページについては工夫が必要でした。
たとえば、このページなどは一見すると、普通にHTMLで1ページ分を書いたように見えるかもしれませんが、各見出しのひとまとまりが、ひとつの記事となっています。たとえば、ページ先頭に「萌年表とは」とありますが、ここから次の「萌年表の特徴」の直前までがひとつの記事として、Movable Type内に保存されています。
この記事には、カテゴリとして「オンラインソフト」、サブカテゴリとして「萌年表」を与えています。
そして、カテゴリ「オンラインソフト」、サブカテゴリ「萌年表」の記事をすべて表示することによって、このような表示となります。
オンラインソフト (カテゴリ) -- 萌年表(サブカテゴリ) -- 萌年表のとは(記事1) -- 萌年表の特徴(記事2) -- 人物年表(サブカテゴリ) -- 人物年表のとは(記事1) -- 人物年表の特徴(記事2)
通常ブログですと、各記事の下に日付やコメント、トラックバック、パーマリンクなどが表示されますが、それを表示しないようにすることで、ひとつのページのように見せています。
Movable Typeではテンプレート中に数行のタグを書くだけで、簡単にカスタマイズが可能です。
トップページの右上の「オンラインソフト」と中央真ん中の「オンラインソフトの紹介」もカテゴリ「オンラインソフト」のサブカテゴリを表示させただけです。説明文は、サブカテゴリとして登録したときに入力した説明文を表示させています。これも、テンプレート中に数行のタグを書くだけで実現できます。
「新着情報」には、カテゴリ「新着情報」のものだけを表示するようになっています。
Movable Typeのカスタマイズは比較的簡単で、本サイトもインストール後、2日ほどいじりながら理解し、このサイトの骨格となるテンプレートは1日程度で完成できました。
その際、この本のお世話になりました。
「上級」とありますが、丁寧に解説されているため、HTMLの知識があれば、初心者でも読みこなせるのではないかと思います。
Movable Type上級カスタマイズ術